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株式会社宮下
設計士のブログ

ビジネスエリア

神戸市

神戸市北区を中心に営業しています。他、神戸市全域、西宮市、兵庫県北播磨(加東市・小野市・三木市・西脇市・加西市・多可町)など、その他の地域につきましてもご遠慮なくお問い合わせください。

(株)宮下木材としての環境への取り組み

(株)宮下木材では、森林の間伐作業や、伐採作業により生じた木材をチップから木粉化(150ミクロン)し、再生木材や線香、強化プラスチックに利用して、CO2を固定化する貢献をしています。

チップ材料木粉化線香

エコ法枠工法堆肥の製造、マルチングバークとして利用、法面保護、カラーチップの樹脂舗装、バークブロワ工法などにより、木くずを再資源化し活用しています。自然を守るという視点だけでなく、人と自然が調和した今までになかった、新しい自然づくりを提案します。

地球温暖化防止と、森林の重要性

今日、全世界をあげて、地球温暖化防止の取り組みがなされています。

そして、それにはその主原因となる二酸化炭素の濃度を増加させないことが課題であると指摘されています。

2005年の京都議定書の発効以来、わが国でも二酸化炭素の削減が義務付けられました。又、2009年には、当時の鳩山首相が、国連気候変動首脳会議で、日本は温室効果ガスを2020年までに、1990年比で25%削減することを目指すと表明しました。

二酸化炭素削減の方法には様々な手段が講じられています。

化石燃料からの発生抑制や代替エネルギーの開発が最も求められることですが、森林の二酸化炭素の吸収効果も、大変大きなものがあります。樹木は、光合成によって、大気中の二酸化炭素を取り込み、炭素を幹や枝に蓄えます。また、豊かな森林は、巨大な自然のダムとして雨水を蓄え、洪水や水不足、山林の崩壊や土砂崩れを防いでくれています。

森林の手入れの重要性

自然林では、地域や高度に応じて、自然に適した樹種が生え、針葉樹や広葉樹が混在し、山が荒れることは多くありません。一方、人の手で植林された人工林は、成長とともに、適切に手入れする必要があります。下草を刈り、間伐をし、用材に適した木を育てていくのです。

杉林二酸化炭素の削減という観点から言えば、30年を越した成熟材は二酸化炭素の吸収量が少なくなるため、若い木を育てるためにも、これらの木を伐採する必要があります。そして、苗木を植え、順次、世代交代をさせるのがよいとされています。木材輸入の自由化以来、安価な外国産木材に押され、割高な国産木材の需要が減り、そのため、間伐や、成熟材の伐採がなされず、適切な循環がストップしているのです。

しかしながら、昨今では、国の政策による後押しもあって、国産木材もわずかに息を吹き返しつつあります。

伐採した木材の利用

丸太山から切り出された木のうち、建築材として使用可能な成熟材は、その用途別に立派に生かされます。


しかし、林道から遠いところにある材料や、利用が難しい間伐材や小径木では、切り出し費用に見合うだけの販売価格とならず、切り倒された木材が山中に放置されたままなどという、悲しい光景も見られます。

一昔前までは、木材産業が盛んで、建築材として使用可能な成熟材以外の間伐材なども、建築現場の足場丸太や下駄など、様々なところで、大量に消費されていました。近代になって木材林業は淘汰されていき、やがて使い道が見つからない「間伐材」や「小径木」という位置づけとなっていきました。

しかしながら、最近では、再生可能なエネルギーとして見直され、バイオマス発電の熱源としてや、家畜の飼料や、漁礁、人工木材・複合プラスチックの原料化など有効利用の方法が多岐にわたって研究されています。

伐採風景

私たちも、微力ではありますが、木紛の生産事業を行うことで、地球温暖化防止の一助になればという思いで取り組みを行っています。

木粉化と、複合プラスチックの原料生産への取り組み

複合プラスチックの利用(株)宮下木材では、木粉と樹脂を混ぜて成型する複合プラスチックの原料として、「木紛の生産事業」を行っています。

木粉と樹脂を混ぜて成型する「複合プラスチック」は、木の風合いを持ちながら、腐ることがなく、くぎ打ちや切ったり削ったり出来る加工性を持ち合わせた今までにない人工木材です。

従来、デッキ、テラス、外壁、エクスティリア材など雨ざらしの場所では、木材は、シロアリや腐食から逃げることが出来ませんでしたが、この「複合プラスチック」はそのようなことがなく、長期の耐久性能を持っています。また、「複合プラスチック」の端材や解体後の材料は、100%リサイクル可能です。使用後の材料は、再び粉砕し、プラスチックの原料として利用することが出来ます。